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レバレッジ |
レバレッジは「てこ」のことをいいます。「てこ」は小さな力で大きな物を動かすことができるからです。
FX(外為取引)の最大の特徴は、この「レバレッジ」にあります。
レバレッジは取引会社に預け入れた証拠金(保証金)の数倍〜数十倍の取引が出来ることです。
FXは少額の証拠金(保証金)で多額の取引をすることで大きなリターンが期待できる投資です。
10万円の証拠金で「レバレッジ10倍」でれば、100万円までの取引が可能で、「レバレッジ50倍」であれば、取引可能額が500万円ということになります。
レバレッジは、このように多額の取引を行って大きな利益を期待できるという良いところがあります。
しかし、予想どおりに相場が動かなかった場合の損失も巨額になってしまうというところがあります。
レバレッジの倍率が大きくなればなるほどハイリスク・ハイリターンになることはしっかり覚えておきましょう。
このレバレッジは為替業者によっても異なり、レバレッジを自分で選ぶことができます。
以前までは規制がなかったため、数100倍のレバレッジも可能でしたが、2009年8月3日に公布された「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」で、2010年8月1日(日)の改正法施行日時点より、投資家保護の観点から、取引額の2%以上の保証金の預託を受けることなく、業者等が顧客にFX取引を行なわせることが禁止となる旨が定められました。
「取引額の2%以上」というのは、レバレッジに換算すると「50倍以下」となるため、これを上回るレバレッジでのFX取引は禁止となります。
さらに、2011年8月1日からは取引額の4%以上(レバレッジ25倍)の保証金の預託が必要になります。
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